桑實寺
歴史が息づく山里の霊場 ― 桑の実から始まる信仰の道
桑實寺は、奈良時代に天智天皇の勅願により開創されたと伝わる天台宗の古刹で、西国薬師四十九霊場第46番の札所として多くの参拝者を集めてきた寺院です。本尊の薬師如来は「かま薬師」とも呼ばれ、古くから病気平癒の信仰を集めてきました。また、初代住職が中国から桑の実を持ち帰り養蚕を広めたことから寺名が生まれ、日本の養蚕発祥の地とも言われています。室町時代前期の建築様式を残す本堂は国の重要文化財に指定され、優美な佇まいを見せています。繖山の西麓に位置し、周囲の自然と調和した境内は訪れる人々に静かな時を提供します。季節ごとに豊かな表情を見せる山里の霊場で、歴史と信仰の深さを感じてみてください。
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基本情報
- 住所
- 〒521-1321 滋賀県近江八幡市安土町桑実寺292
- 電話番号
- 0748-46-4025
- 料金
- 入山料:300円
- 駐車場
- 普通車5台
- アクセス
- 【公共交通機関】
JR琵琶湖線 「安土駅」 下車 徒歩 30分
JR琵琶湖線 「安土駅」 下車 車 7分
【車】
名神高速竜王I.C.から車で30分



















