新宮大社
ヨシ葺き屋根の古社で触れる近江の歴史と風情
安土城跡の西側にある新宮大社。拝殿と本殿は近江八幡市の指定有形文化財にも指定されており、拝殿の柱と柱の間には壁はほとんどなく開放的で素朴な趣きがあります。入母屋のヨシ葺き屋根に土間形式というかたちは、滋賀県内でも珍しいものだそう。残された資料が少なくいつ建てられたかは不明ですが、おそらく江戸時代後期に建てられたと伝えられています。本殿は大小2つあり、参拝者は木々に包まれ落ち着いた境内のなかを散策できます。
またここは「竹相撲」発祥の地としても伝えられており、相撲好きの織田信長が当時太い竹を使って男たちの力比べを行わせたそう。拝殿には力強く描かれた大きな竹相撲の絵馬が奉納されています。
基本情報
- 住所
- 521-1311 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦3321
- アクセス
- JR安土駅から徒歩で約20分
竜王ICから車で約30分
八日市ICから車で約30分