近江商人の町家街へ潜り込む
近江八幡ライフスタイルツーリズム②
見越しの松』に『うだつの上がる屋根』、
かつての豪商たちが暮らした家々が並ぶ旧市街。
レトロな情緒に浸りながら、 魅力的にリノベされたお店を巡る楽しさは格別。 おまけにランチが近江牛とくれば 旅する時間は途切れること無く、気分上々。
- 所要時間
- 3 時間
- 交通手段
- 徒歩
このコースで巡るスポット

または
JR近江八幡駅よりバスで10分
旧伴家住宅(市指定文化財)
江戸初期に活躍した八幡商人の住宅
江戸時代初期に畳表、蚊帳、扇子、麻織物を中心に商売をした豪商「伴庄右衛門」が本家として建てた商家です。
江戸時代後期に十数年をかけて建築 したと言われ、当時としては珍しい三階建ての大規模住宅です。明治以降は学校、図書館としても活用されました。
旧伴家住宅と併せて、資料館と旧西川家住宅とがセットになった共通券で、3つの施設を巡ると商人の町の歴史が良くわかります。
- 住所
- 新町3丁目15
- 電話番号
- 0748-32-1877
- 料金
- ■入場料 旧伴家住宅のみ 一般400円・小中学生250円 *市立資料館とのセット券もあり。*10名以上は団体割引有り
旧西川家住宅(重要文化財・旧近江商人宅)
美意識溢れるかつての商家に浸る
旧西川家住宅は国の重要文化財に指定される江戸時代の建築物です。
新町通りに面して店を構え、中央に通り土間、後方は二列の部屋割りとなっています。奥座敷からは「見越しの松」が佇む中庭が眺められます。
決して派手ではないけれど、随所に高い美意識を感じる意匠があり、建築好きの心をくすぐるには十分。近江商人の優れた感性を垣間見ることができます。
- 住所
- 新町2丁目19
- 電話番号
- 0748-32-7048
- 営業時間
- 9:00~16:30
- 定休日
- 月曜日、祝日の翌日、年末年始
※月曜日が祝日の場合は開館、4・5月と10・11月は無休 - 料金
- 重要文化財旧西川家住宅のみ入館する場合
一般人:300円
小・中学生:150人
新町通り
かつての豪商の家が並ぶ重伝建地区
江戸時代末期から明治にかけて建築された商家が整然と残る町並みは、国の重要伝統的建造物保存地域に指定されています。
新町通りは、西川甚五郎、西川庄六、伴伝兵衛、森五郎兵衞など、八幡商人として活躍した住宅がまとまって残され、『見越しの松』や『うだつの上がる家々』など、歴史的景観を楽しむことができます。
近江牛ランチ
近江八幡の定番グルメを堪能
近江商人の活躍によって全国各地に広がった「近江牛」。その特徴は、柔らかく、良質の霜降りがある上、肉そのものの香りが良い、といったことが上げられます。
旧市街を散策すれば、近江牛を扱う複数の名店を見つけることができます。近江八幡を楽しむ旅に、近江牛ランチは外せません。
仲屋町通り×永原町通り
リノベ町家の雑貨店や美術館を巡る
商人町家が軒を連ねる情緒的な通りに、町家古民家をリノベーションした美術館や雑貨店に加え、旧八幡郵便局やアンドリュース記念館などのヴォーリズ建築が見られる通り (エリア)です。
近江八幡らしい風情を感じながら、カフェやお買い物が楽しめます。
日牟禮八幡宮
近江商人の守護神を参拝
991年、一条天皇の勅願により社が造営され、近江商人の守護神として崇敬を集めた日牟禮八幡宮。
楼門(1359年造営)、拝殿(1188年造営)、本殿(991年創建)と歴史ある見事な建物が並び、能舞台や絵馬殿、手水舎が周囲に配され、奥へと歩を進めれば、神々を祀る社が佇んでいます。
また、毎年3月の左義長祭と4月の八幡祭は、ともに滋賀県を代表する勇壮・華麗な火祭り神事としてよく知られ、多くの参拝者で賑わいます。
- 住所
- 宮内町257
- 電話番号
- 0748-32-3151
- 営業時間
- 24時間参拝可能
- 定休日
- 無休
- 料金
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