近江八幡☆寺社巡礼
テーマで巡る近江八幡③
こころを虜にする寺社仏閣を巡礼しよう。
聖徳太子によって創建された教林坊、
神聖な空気感が漂う沙沙貴神社、
アートな屋根瓦に見惚れる浄厳院など、
魅力たっぷりな巡礼の旅。
寺マニアも建築好きも、
心満たされる近江八幡☆寺社巡礼。
- 所要時間
- 6時間
- 交通手段
- 車

石の寺 教林坊
春と秋に期間限定で公開中
605年に聖徳太子によって創建。寺名の『教林』とは太子が林の中で教えを説かれたことに由来し、境内には「太子の説法岩」と呼ばれる大きな岩とご本尊を祀る霊窟が残されています。
境内に広がる庭園は小堀遠州作と伝えられ、茅葺きの書院とともに隠れ里の趣を感じさせます。
令和7年は、緑の公開は4月15日〜6月30日の土日祝日、10月1日〜30日の土日祝日のみ公開、紅葉の公開は11月1日〜 12月15日の毎日公開の予定です。
- 住所
- 安土町石寺1145
- 電話番号
0748-46-5400- 営業時間
- 下記以外は非公開です。
(1)緑の時期の公開 4.5.6.10月の土日祝休日のみ公開 9:30~16:30
(2)紅葉の公開 11月1日~12月15日の毎日公開 9:30~16:30
(3)紅葉ライトアップ 今年は11月15日~12月8日 17:30~19:00(18時半受付終了) - 定休日
- 公開時期以外
- 料金
- (1)緑の時期の公開
大人 600円
小中学生 200円
(2)紅葉の公開
11月1日〜12月15日
大人 1000円
小中学生 300円
観音正寺(西国札所)
佐々木源氏発祥之地
今から約1400年前、聖徳太子によって開創。鎌倉・室町時代に隆盛を誇った佐々木六角氏の居城( 観音寺城)のあった繖山に建っています。
長い参道から境内へ進むと、門固めとして雄々しい仁王像が睨みを利かし、本堂では総白檀の丈六千手千眼観世音菩薩座像が安置されています。
- 住所
- 安土町石寺2
- 電話番号
- 0748-46-2549
沙沙貴神社
佐々木源氏発祥之地
うっそうと繁った鎮守の森に、本殿・拝殿・権殿などの大型社殿が立ち並び、神聖な空気感が漂う沙沙貴神社。全国の佐々木姓の始まり、佐佐木源氏の氏神さまとして敬拝されています。
見どころの豊富な境内ですが、中でも、八角神殿で伝統ある「歳徳さんまいり」を体験したり、5月に花が咲く「なんじゃもんじゃ」を鑑賞したりできるのは沙沙貴神社ならではです。
- 住所
- 安土町常楽寺1
- 電話番号
0748-46-3564
浄厳院
安土問答で知られる寺
1577年に織田信長によって創建された浄土宗寺院で、織田信長の命により浄土宗と法華宗の間で、「安土問答」が行われた寺として有名です。
本堂・釈迦堂・不動堂・鐘楼・楼門・勅使門・書院・庫裏などの諸堂が建ち並び、それぞれの建物の前に立って目線を上げて見れば、迫力満点の鬼や愛らしい小動物たちを模した瓦が屋根に乗り、アートな雰囲気も感じられます。
- 住所
- 安土町慈恩寺744
- 電話番号
0748-46-5435- 料金
- ■拝観料 500円(本堂拝観は要予約)
日牟禮八幡宮
近江商人の守護神を参拝
991年、一条天皇の勅願により社が造営され、近江商人の守護神として崇敬を集めた日牟禮八幡宮。
楼門(1359年造営)、拝殿(1188年造営)、本殿(991年創建)と歴史ある見事な建物が並び、能舞台や絵馬殿、手水舎が周囲に配され、奥へと歩を進めれば、神々を祀る社が佇んでいます。
また、毎年3月の左義長祭と4月の八幡祭は、ともに滋賀県を代表する勇壮・華麗な火祭り神事としてよく知られ、多くの参拝者で賑わいます。
- 住所
- 宮内町257
- 電話番号
- 0748-32-3151
- 営業時間
- 24時間参拝可能
- 定休日
- 無休
- 料金
- -
長命寺
三重塔と琵琶湖の絶景に出会う
標高333mの長命寺山山腹にある寺院です。湖岸近くの駐車場から、808段とあるとされる長い石段を登ると、境内から琵琶湖を望む絶景を見ることができます。
開基は聖徳太子と伝えられ、近江守護佐々木定綱が戦死した父の菩提を弔うために、平安時代後期に本堂をはじめ、釈迦堂・薬師堂・太子堂・護摩堂・宝塔・鐘楼・仁王門などを建立しました。現在の社殿は戦国時代中期に兵火で焼失したあと再建されたものです。
- 住所
- 長命寺町157
- 電話番号
0748-33-0031- 営業時間
- 8:00~17:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 無料