ヴォーリズ建築に恋する時間
近江八幡ライフスタイルツーリズム③
『見越しの松』に『うだつの上がる屋根』、
かつての豪商たちが暮らした家々が並ぶ旧市街。
レトロな情緒に浸りながら、
魅力的にリノベされたお店を巡る楽しさは格別。
おまけにランチが近江牛とくれば
旅する時間は途切れること無く、気分上々。
- 所要時間
- 7 時間
- 交通手段
- 徒歩
このコースで巡るスポット

または
JR近江八幡駅よりバスで10分
ヴォーリズ記念館(一柳記念館)
近代日本建築の父が暮らした家へ
日本で数多くの西洋建築を手懸けた建築家であり実業家のウィリアム・メレル・ヴォーリズの居宅をそのまま記念資料館となっています。
木造の外壁と赤い瓦屋根に白い煙突を持った瀟洒な洋館。館内には、83年間にわたる生涯の記録と遺品が展示されています。
ヴォーリズ記念館から、建築とアートをめぐる旅をはじめましょう。
※見学は事前に電話予約が必要です。
- 住所
- 慈恩寺町元11
- 電話番号
- 0748-32-2456
- 営業時間
- 10:00~16:00(事前電話予約制)
- 定休日
- 月曜日、祝日、その他不定休
(12月1日~翌1月15日は展示入替のため休館) - 料金
- 入館料 500円、中高生・障がい者は300円、小学生以下は無料
※事前に電話予約が必要です
旧市街ヴォーリズ建築めぐり
町家建築の真ん中でヴォーリズを探す
近江八幡旧市街エリアには、ヴォーリズが手掛けた建物が大切に遺されています。ハイド記念館、旧八幡郵便局、アンドリュース記念館、近江八幡教会牧師館などです。
ヴォーリズ建築の特徴は、西洋と日本の建築様式が巧みに取り入れられ、かつ風情ある町並みと調和していることにあります。
旧市街の町家建築に風情を感じ、時折現れるヴォーリズ建築が他にはない巧妙なアクセントとなって、街歩きがますます楽しい時間となります。
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
町家街に佇むアートが心を奪う
館の展示コンセプトは「ボーダレス」。 障害のある人たちによる造形表現や現代アートなど、様々な表現を分け隔てなく紹介しています。
重要伝統的建造物群保存地区に遺された昭和初期の町家をリノベーションした美術館で、和室、蔵、中庭などがとても魅力的な表現の場となっています。
- 住所
- 永原町上16
- 電話番号
- 0748-36-5018
- 営業時間
- 11:00~17:00
- 定休日
- 月曜日
- 料金
- 一般 200~300円
高大生 150~250円
(20名以上の団体は50円引き)
※中学生以下・障害のある人と付添者1名無料
※企画展によって変更あり
池田町洋風住宅街
4棟のヴォーリズ建築と出会う
1919年に結婚して以来、ヴォーリズ夫妻が暮らした池田町の一画は、ウォーターハウス記念館、吉田悦蔵邸と、彼の手掛けた洋風住宅が並びます。
いずれもアメリカ開拓時代のコロニアルスタイルで建てられており、赤レンガの塀、煙突があることなどが特徴です。
近江兄弟社メンターム資料館
建築だけじゃ収まらない偉業を学ぶ
近江兄弟社の本社1階ロビーを「メンターム資料館」として無料開放。創業者であるウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の歩んだ足跡を写真パネル展示しています。
通りを挟んだ向かいには、ヴォーリズと少女の像が佇んでいます。
- 住所
- 魚屋町元29 (株)近江兄弟社 本社1F
- 電話番号
- 0748-32-3131(近江兄弟社)
- 営業時間
- 8:30~17:30
- 定休日
- 土・日、祝日、年末年始、お盆
(近江兄弟社の定休日に準ずる) - 料金
- 無料
旧伊庭家住宅
和洋折衷のヴォーリズ建築へ
旧伊庭家住宅は安土町に佇むヴォーリズさんの初期の建物です。住宅にお邪魔すると、ボランティア団体のオレガノさんが建築の見どころをわかりやすく解説してくれるので安心です。
建物の外観はハーフティンバーと呼ばれる様式で、住宅内は左右に分かれた日本建築と西洋建築が一つにくっついた造りとなっています。
たくさんの窓からふんだんに光を取り込み、階段は人に優しい。住む人の使い勝手を細部にわたって考え抜かれたヴォーリズさんらしい建築を体感することができます。
- 住所
- 安土町小中191
- 電話番号
- 0748-46-6324(ボランティア団体オレガノ)
- 営業時間
- 【開館日】
3月~12月 木~日曜日、祝日、予約日
1・2月 土・日曜日、祝日、予約日
【営業時間】
10:00~16:00(受付は15:30まで) - 定休日
- [3月~12月]月~水曜日
[1・2月]月~金曜日
年末年始、臨時休館あり - 料金
- 無料