レトロな歴史建築探訪

1池田町洋風住宅街

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ダブルハウスは外観のみ見学可、居住されている方がいるのでマナーを守って見学を。

ウォーターハウス記念館は、一棟貸しの宿泊施設として利用可能。ヴォーリズ建築に泊まる優雅な時間を過ごしてみては。

池田町通りには、ヴォーリズらが設計を手掛けた洋風住宅が並ぶ一画があります。いずれもアメリカ開拓時代のコロニアルスタイルで建てられており、赤レンガの塀、煙突があることなどが特徴です。大正9年（1920）に建てられたダブルハウス（写真）は2世帯住宅で造りもユニーク。見学は外観のみ。

2旧西川家住宅

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受付からすぐの座敷玄関からの眺め。

昭和60年（1985）より保存修理が行われ、主屋は宝永3年（1706）の建築当初の形に復元されています。

旧西川家住宅の建つ新町通りには、立派な「見越しの松」が見られ、近江商人の歴史と繁栄が伺えます。

蚊帳や畳表で財を築いた、近江を代表する豪商・西川利右衛門の「大文字屋」本店兼旧宅。国の重要伝統的建造物群保存地区に建ち、重要文化財に指定されています。店の部分と居住部分が分かれており、広い座敷玄関があるのが特徴。土間からは中の間をはじめとする広々とした畳の部屋を見渡すことができます。屋外には坪庭や庭園のほか、三階蔵（見学は外観のみ）などもあり、11代に渡る西川家の繁栄を垣間見ることができます。

3西川甚五郎邸

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立派な塀に囲まれた敷地は700坪あります。

敷地内には西川甚五郎本店史料館があり、西川のかつての主力商品であった「蚊帳」のほか近江商人に関する古文書や古物等が展示されています。（火曜定休）

西川近江八幡店では、近江ならではの素材や製法を生かした寝具をはじめ、西川のベストセラー商品や近江麻の小物、限定のお菓子などを販売しています。（火曜定休）

八幡山城が築城された当時、天正15年(1587)に「ふとんの西川」の初代が本店を構えた地に建つ大邸宅。12代目までの歴代当主が第二次世界大戦前まで暮らしました。建物内部には江戸時代から残るところが一部あり、明治24年（1891）、大正２年(1913)に増築された各部屋には、こだわりの意匠が随所に見られます。通常は非公開ですが、公式WEBサイト（https://eins360.jp/vr/_nishikawa1-r1）で各部屋を見ることができます。実際に見学希望の場合は、春と秋に実施される期間限定の特別公開にお申し込みを。

4ヴォーリズ記念館

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ヴォーリズは一柳米来留（メレル）という日本名で、この家に暮らしていました。

1階の居間には、ヴォーリズが実際に使用していた数々の調度品が保管・展示されています。

滋賀県指定有形文化財にも登録されており、慈恩寺町通りから外観を眺めることができます。塀の案内板には施設の概要が書かれており建築美と歴史に触れることができます。

医薬品「メンターム」、洋風建築「ヴォーリズ建築」、教育分野など幅広い分野で活躍したヴォーリズ夫妻が実際に暮らしていた旧住居です。昭和6年（1931）に建てられたもので、日本建築のアイデアや意匠を取り入れた内部設計、調度品などを見学することができます。（入館は、要電話予約）

5ハイド記念館

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赤瓦屋根、クリーム色のスタッコ壁、煙突が特徴的。

隣接する教育会館は、講堂として利用されていた建物で、現在はコンサートやイベントなどで使用されています。

温かみを感じる優しい雰囲気の館内。2000年に国の登録有形文化財に登録されました。

昭和6年（1931）に建てられたヴォーリズ設計の旧幼稚園です。米国メンソレータム社の創業者・ハイド氏からの寄附により建設されました。2003年3月に幼稚園を閉園してからはハイド記念館と呼ばれ、廊下や階段、教室、保健室などがそのまま保存されています。館内には、記録写真や絵画、解説パネルなどが展示され、ヴォーリズ夫妻の出会いやその人生を知ることができます。