特産品豆知識 竹製品/竹窓
竹製品 滋賀県は竹の日本三大産地の一つに数えられ県内には多くの竹藪が今も存在しています。これは、支流を含め千数百の河川から琵琶湖に注ぎ込むのに対し、流れ出るのは瀬田川のみのため、氾濫をおそれた昔の人達が地盤強化のため竹を植えたのだと言われています。
 竹製品には3年から5年経ったものを秋から冬にかけて伐採したものが使用されます。製品にするためにはそれぞれの竹が持つ大きさや歪みといった個性に応じて加工していくのですが、最も難しい工程は竹を真っ直ぐにする「ためる」というものでこの作業には長い経験とコツを要した熟練職人のみが携わります。
 竹製品は伝統技術の中にも、成長の早さを生かした竹の割箸や竹の紙、脱臭能力を活用した竹炭、等の製品が開発されるなどして新たな竹の魅力が見つめ直されています。竹窓と言われても、一般の人は直ぐには理解できないと思います。
 100年~150年経った煤竹や錆竹・純煤竹・黒竹・他など使って火であぶりながら丸い竹を自在に曲げて丸窓や角窓に仕上げていきそれを室内の壁などに埋め込んだ物を【飾り窓】といいます。
 テレビなどでも紹介されたりしますが、曲げるのを見ていると簡単そうに見えますが竹は1本1本性質がちがうので、この竹が曲がったからこれも曲がるとは限らないのです、それを持っただけで見分けて曲げていくのに、それ相応の熟練と勘が必要です。このような仕事も今では、日本全国に3人~4人位しかいないそうです。